プロジェクトの各担当者は、クラウドでジョブを実行する前に独自のコンテキストパラメーター値(ログファイルの取得元や結果ファイルのプッシュ先など)を定義できます。
このタスクについて
デフォルトのパラメーター値を入力して、ジョブをそのまま使用可能にしたり、ユーザーに明示的な例を提供できます。ここでは、出力ファイルを
RoyaltiesDueフォルダーに保存するよう他のユーザーに提案します。
手順
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Talend StudioでVideo_Viewers_Watch_Results_Log_Filterジョブを開きます。
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デザインワークスペースの下の[Contexts] (コンテキスト)タブをクリックします。
タブが表示されない場合は、をクリックして[Contexts] (コンテキスト)を選択します。
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コンテキストパラメーターの値を確認します。これらの値によって、Dropboxからダウンロードしたいファイル、ロイヤルティ生成の有無を決定する数値、Dropboxに再アップロードする出力ファイルが指定されます。
コンテキストパラメーターは厳密な命名規則に従っています。Talend Cloud Management Consoleの正しい場所に表示されるよう、パラメーターのタイプに応じてparameter_かconnection_で始まる必要があります。
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parameter_upload_pathパラメーターの値を/RoyaltiesDue/StreamingResultsLog_FilteredRecords.csvに編集します。
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コンポーネントで使用中のパラメーターを表示するためには、DesignerビューでtDropboxGetコンポーネントをクリックします。
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その下にある[Component] (コンポーネント)パネルで、[Path] (パス)フィールドにある値を削除し、contextと入力します。
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Ctrl+Spaceを押して、利用できるパラメーターのリストを取得します。
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context.parameter_download_pathを選択します。
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同じ方法でtFilterRowコンポーネントとtDropboxPutコンポーネントを開き、他のコンテキストパラメーターがどのように使われているかを確認します。